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有限要素法に関する本

数学者向けの有限要素法に関する標準的な参考書として,以下の書籍が挙げられます.日本語で書かれたものは数多くはありませんが,基礎から応用までを体系的に学ぶ上で有用です.

  • [菊地1] 有限要素法の数理
  • [菊地2] 有限要素法概説
  • [斉藤] 偏微分方程式の計算数理
  • [田端] 偏微分方程式の数値解析
特に [斉藤] では,差分法および有限要素法に関する比較的新しい話題にも触れられており,幅広い視点から理解を深めることができます.英語による文献はより多く存在し,その中でも次の書籍は広く標準的な参考文献として用いられています.
  • [Braess] Finite elements
  • [Brenner&Scott] The Mathematical Theory of Finite Element Methods
  • [Ciarlet] The Finite Element Method for Elliptic problems
  • [Ern&Guermond1] Theory and Practice of Finite Elements
  • [Ern&Guermond2] Finite Elements Ⅰ
  • [Ern&Guermond3] Finite Elements Ⅱ
  • [Ern&Guermond4] Finite Elements Ⅲ
さらに,混合型有限要素法に関しては,以下の書籍が専門的な参考文献として適しています.
  • [Bernardi,Girault,Hecht,Raviart,Rivière] Mathematics and Finite Element Discretizations of Incompressible Navier-Stokes Flows
  • [Boffi,Brezzi,Fortin] Mixed Finite Element Methods and Applications
  • [John] Finite element methods for incompressible flow problems
有限要素法の分野は急速に発展を続けており,理論的・応用的な成果は広範かつ深化の一途をたどっています.したがって,参照にあたってはできる限り最新の文献を用いることが望まれます.実際,Ern & Guermond による近年の著書においても,この分野の顕著な進展を確認することができます.

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